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眼瞼下垂症の主な種類

01 退行性(加齢性)
眼瞼下垂症

眼瞼下垂症の中で一番多くみられるのが、退行性(加齢性)眼瞼下垂症です。加齢に伴い、瞼を開ける筋肉(眼瞼挙筋群)が瞼(瞼板)に伝える力が弱くなり、瞼を開ける力が伝わらなくなっていきます。

治療方法

挙筋短縮術or余剰皮膚切除術
(眉毛下皮膚切除術)

02 コンタクト性
眼瞼下垂症

ハードコンタクトを10年以上使用してきた方に多くみられます。レンズを外すときにまぶたを引っ張ることなどが原因とされています。重瞼幅が広がるのが特徴です。

治療方法

挙筋短縮術

03 先天性
眼瞼下垂症

生まれつきの眼瞼下垂や、瞼を挙上する眼瞼挙筋群自体が機能していない場合に起こります。

治療方法

吊り上げ法(当院ではゴアテックスを
使用しております。)

SYMPTOMS 代表的な症状

まぶたの重み

眼瞼下垂症は主にまぶたが重く感じられる症状がみられます。まぶたが下がっている状態となるため、眼が開きにくくなり、眠たそうな顔になるのが特徴です。筋肉が頑張ってまぶたを上げようとすることで、おでこのしわの原因にも繋がります。

頭痛・肩こり

正面を向いている場合も、通常では上を見るときにしか使わない額やうなじの筋肉まで常に使っている状態となるため、緊張型頭痛や肩こりが生じやすくなります。

疲労感

閉じてしまいそうになる目を頑張って開けている状態が続くため、交換神経の働きが活発になります。その為、心身共に緊張状態が続き、疲れやすさ、不眠症などの症状がみられるようになります。