白内障手術・硝子体手術

白内障手術・硝子体手術 cataract

白内障手術・硝子体手術とは

「最近、眼が見えにくくなった…」
そんな症状はありませんか?

白内障とは、加齢などにより水晶体が濁る病気で、白髪と同じように、誰にでも発症する疾患です。誰にでも発症するだけに、その程度が重要で、見え方などに支障が生じる場合は手術により治療を行っていきます。また、硝子体とは眼球の中を満たしているゼリー状の組織のことをいい、この組織が炎症や出血を起こすことにより混濁、網膜を牽引すると様々な疾患を引き起こす原因となります。

TROUBLE

こんなお悩みありませんか?

  • 白内障手術を受けたいけど治療期間に時間がかかりそう
  • 以前手術をしたが、結局眼鏡がかかせない生活が続いている
  • どこでどんな治療を受けたらいいかわからない

など

FEATURE 当院の特長

POINT 01

白内障イメージガイドシステム 『VERION(ベリオン)』を導入

まだ国内の眼科でも導入されていることが少ないイメージガイドシステム

従来の白内障手術では、手術や検査で生じる変数が多いことから、術後に予想外の結果が生じる可能性がありました。Verion™イメージガイドシステムでは、術前の検査結果に基いた緻密な手術計画を練り、その計画を元にガイドを術中に指定することが可能になります。従来、肉眼のみで行っていたものを、新たにイメージガイドシステムを活用することで、手術精度の向上することができます。

MERIT VERIONのメリット

詳細な解析データ

手術前に、約1,000回のデジタル画像撮影を行い、患者さん一人ひとりの目の状態(強膜血管、角膜輪郭、虹彩など)を解析していきます。解析データを元に、具体的な手術計画を立てていきます。

より精度の高い正確な手術

解析したデータを元に切開の位置や眼内レンズの固定位置などを画面に表示させることにより、手術の精度が向上し、より正確な治療につながります。

POINT 02

患者さんに合った 眼内レンズを選択できる

当院では単焦点レンズだけでなく多焦点レンズや乱視眼内レンズなど豊富な眼内レンズを取り揃えています。患者さんの状態やご希望に応じて一人ひとりに合った眼内レンズを選択することができるため、気になることがあればお気軽にご相談ください。

POINT 03

安心の トータルサポート

当院では診察から治療、手術まで全ての流れを院長本人が担当します。小さな変化や異常も見逃すことなく、早期発見・早期治療を行っていきます。どんな些細なことでも気になることや症状があれば、お気軽に何でもご相談ください。

POINT 04

豊富な 治療実績

豊富な症例実績と経験を元に患者さん一人ひとりに合った適切な治療方法をご提案していきます。また当院は硝子体手術にも対応しているため、難治性手術や重症疾患などの特殊な疾患の治療を行うことも可能です。

POINT 05

日帰り硝子体手術

当院では白内障手術と同様に硝子体手術の日帰り手術にも対応しています。
硝子体とは眼球の中を満たしているゼリー状の組織です。
この硝子体が炎症や出血などにより混濁したり、網膜を牽引すると、
様々な疾患を引き起こす原因となります。

白目の部分に小さな穴を3ヵ所開け、そこから細い器具を眼内に挿入し、
眼の中の出血や濁りや膜を硝子体と共に取り除いたり、
網膜にできた網膜裂孔を治していく手術を硝子体手術といいます。

当院では豊富な症例実績の元、日帰りでの硝子体手術を行っていきます。

白内障手術の眼内レンズについて

単焦点、多焦点それぞれに乱視を矯正するトーリックレンズがあります。乱視の影響が強く残ることが予想される患者さんに対してご希望や状態に応じて、眼内レンズのご案内を行っていきます。

単焦点レンズ

単焦点レンズは白内障手術で使用する一般的な眼内レンズです。ピント(焦点)の合う距離が1点のみになるため、遠方、近方どちらの重視するかによって見え方が変わっていきます。眼鏡を使用することに負担を感じない場合は、保険診療内で使用できる単焦点レンズでの治療が基本になります。患者さんのご希望やライフスタイルに合わせて相談しながら治療方法をご提案していきます。

特徴

  • 適宜眼鏡を用いることで鮮明に見ることができる
  • 裸眼では遠方か近方のいずれかが見えにくい状態になる
  • 眼鏡が最低1つは必要になる

多焦点レンズ

多焦点レンズは複数の焦点を合わせることが可能になるとても優れた眼内レンズです。眼鏡での生活を減らしたい方に適した方法になります。単焦点レンズと比較すると、眼に入ってくる光の量が少なくなるため、コントラスト(影像のシャープさや、微妙な濃淡)が若干劣りますが、日常生活においては特に支障なくお過ごしいただけます。単焦点レンズと異なり、多焦点レンズは保険適用外の治療となるため、ご希望のご予算や患者さん状態に合わせてご提案を行っていきます。

特徴

  • 眼鏡への依存度を軽減
  • 若干見え方が不鮮明に感じる場合がある
  • 夜間のライトがにじんで見えることがある
  • 適応できないケースがある

乱視眼内レンズ

乱視眼内レンズとはトーリック眼内レンズとも言われ、乱視を矯正するのに効果のある眼内レンズです。角膜乱視の症状が強い方に使用されますが、全ての乱視症状に適応されるものではないため、術前に患者さんの状態を検査した上で適切なレンズをご提案していきます。

特徴

  • 乱視矯正に効果が期待できる
  • 眼内レンズにわざとゆがみを持たせた特殊なレンズ
  • 適応できないケースがある
単焦点レンズ 保険適用
多焦点レンズ(※1) 選定医療(31〜33万円)+保険適応
乱視眼内レンズ 保険適用

(※1)選定療養とは、患者さんご自身に選択して受けていただく追加的な医療サービスで、
その分の費用は全額自己負担となります。詳しくはお気軽にご質問ください。

手術の流れ

1 目の消毒、洗浄
感染症予防のため、徹底的に眼の消毒、洗浄を行っていきます。目にしみてしまうことがありますが、患者さんに安心して治療に臨んでいただくための大切な準備段階となりますので、予めご了承ください。
2 点眼麻酔
ほとんどの白内障手術は点眼による麻酔となります。
麻酔に伴う痛みはありませんのでご安心ください。
3 水晶体の吸引
水晶体を包む袋の前面に丸く切れ目を入れていきます。切れ目から器具を入れ、濁ってしまった水晶体を超音波によって破砕して、吸引していきます。
2 眼内レンズ挿入
水晶体の代わりに水晶体嚢の中に眼内レンズを入れ、固定します。眼内での安全性が証明されておりますので、万が一、合併症が生じない限り一生涯取り替える必要はありません。